ザクロの彼岸

モノを書いたり書かなかったり

書を捨て街に出ない

コタツから出る理由が欲しいよな。
寒みー、寒みー。
理由もなく外出れねーよな。
書を捨て街に出て、その後どーすんのかって、そこまで書いといてよ昔のエラい人。

やっぱAmazonだよ。

コタツから出る理由を無くす一つがAmazonだよな。
クッソ便利だもん、そりゃポチるよ。ポチりまくるよ。
もう、俺なのかAmazonなのか、Kindleなのか俺なのか、調べるためにまた哲学書をポチりそうな有様よ。

ヤベェよな。生活ってか人格変わっちまうよ。

本屋?何ソレ、何しに行くの?

んでよ。俺ってば本屋好きだからさ、心配しちゃうのよ。「本屋無くならないのかな?」ってさ。
でも本屋好きな俺でも、本屋行かなくなったよ。
いや、ヤバくね?本屋。
マジで何しに良いか分かんなくなってきたよ。
カレンダーとか手帳買ったらイイの?
いやカレンダーもiPhoneで見るし。

本屋に行くメリット

  • 自分が思ってもいない本に出会える

Amazonのオススメ機能でよくね?

  • すぐ買える

Kindleのが速いし

  • やっぱスマホの画面じゃねえー。紙じゃないと雰囲気がさぁ。
  • スマホで本読めんの?シラナカッタ!!

→もうこの二つくらいしか可能性残されてねえよ!

  1. 紙のめくりとか質感の方が好きな人
  2. スマホを使えない高齢者

この2種類の人を相手にするしかないじゃん!
本当に大丈夫かよ本屋!!

コタツから考える社会

いやさ、コタツは暖かいよ。
Kindleは便利で、本屋には何もないかもしれないよ。雑誌は広告だらけでつまんねえし、本屋の検索コーナーよりもAmazonでポチる方が楽だし、家は本置くスペースねえし。勝てねえよ。IT様には完敗だよ。

でもよ、社会ってのはコタツで完結してねえよな。繋がってるよな。

俺たちがコタツで丸くなってる間によ、無くなってる文化もあるよな。
本屋で雑誌買わなきゃよ、ライターが食いっぱぐれて、バズる事しか考えないウェブ記事を肛門から垂れ流しまくるかもしれねぇ。
印刷業界が馬鹿馬鹿しくなって印刷機買わねえと、ドイツ辺りで首括る奴がいるかもしれねぇ。


そういうのをさ、嫌だって言ってもしょうがないよな。でもよ。意識はしときたいのよ。
「あ、変わったな」って。

後でよ、文句言いたかねえワケよ。
「最近、雑誌やテレビがつまんなくなった」ってよ。

そりゃ俺たちがコタツから出なかったせいだからな。
本当にそうなんだぜ。

ま、とりあえず センキュー サイゾーウーマン。

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