ゼロ年代とは自分にとってなんだったのか
ゼロ年代とは自分にとって何だったのか。
自分は37歳だ。ということはゼロ年代は20歳〜29歳という時間を過ごした事になる。
何で「ゼロ年代」を考える事になったのか。
それは、10年代の今と比べて、余りに実感のない10年だった様に思うからだ。
自分の20代に実感が個人的に実感のない10年だったのか、世間的にも実感のない10年だったのかがちょっと気になったので、振り返ってみる事も大切だと考えた。
困ったときのWikipediaさん。
2000年代も意外と色々あったんだなぁと振り返ってみると感じるが、個人的に強く印象に残っているのは「アメリカ同時多発テロ」と「iPhoneの登場」くらいしか無い事にがっかりする。
「アメリカ同時多発テロ」は時代の節目として、
「iPhoneの登場」は生活スタイルの節目として、
それぞれ印象に強く残っている。他は記憶がすごく曖昧だ。
サッカー日韓W杯なんて、自国開催だからすごく印象に残ってても良いのにね。
パッと思い出せるのは稲本のオフサイドくさいゴールくらいだろうか。正直、優勝国も曖昧だな。ドイツだったか?(*ブラジルでした)
この時の日本は「勝ち組、負け組」という言葉が流行って(2008年くらいから?)、すごく暗い、人を蔑む空気に満ち溢れた10年だったと思う。
人を蔑む空気はこの時から今も続いている様な気もするけど。
結局ふたを開けたら「みんな負け組でした!」の様な悲惨さが、世の中がこの10年を思い返す事を拒絶している様に思えてならない。
思い返してもツマラナイ思い出しか思い出せないから、みんな無かった事にしているんじゃないか? というのが自分の感想だ。
20代を「悲惨でツマラナイ時代の中で消費しました!」っていう感想は余りにも悲しいなぁ。しょうがないけどさ。
80年代は根アカで、90年代は自虐、ゼロ年代は他責と批判のネットワーク化。
こんな時代だけど戦争がある時代よりはよっぽどマシだと心から思うし、今の10年代をあと3年間、より良いものにする努力が、我々には求められてるんじゃないかな。
もっと明るく行こう!とカラ元気を出す事から始めて見ますわ。